ALTANA アルタナ 或る棚 ®︎

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【樹木のヒトリゴト】ささげのお赤飯

約2分

こんにちは。ブビンガです。

先日のお盆に伊豆の祖父母の家にお墓参りに行ってきました。

祖母は子どもや孫が来るとお赤飯を作ってくれます。
うちの祖母お手製のお赤飯は小豆(あずき)ではなく、「ささげ」のお赤飯です。

小豆は煮ると崩れやすく割れやすいのですが、ささげは煮ても割れにくく、触感もしっかりしているのでよく使われるのだそう。

実は数年前まで、知りませんでした!
何も知らず、小豆だとばかり思っていましたが、ささげだったのです。

ささげは、ササゲ属の一年草の豆で、漢字表記は「大角豆」。
ささげという呼び名の由来は諸説ありますが、さやが上向きに湾曲して実る様子が、捧げものをする手つきに似ているとして、「捧げる」が変化した言葉だとする説もあるそうです。

見た目はいんげんに似たひょろ長い形状のさやが特徴です。


祖母はさやごと天日で乾燥させ、豆をさやから取り出して、もち米とあわせて仕込みます。

豆を下ゆでした煮汁にもち米を約一晩浸漬させることにより、お米にほんのり豆の赤い色が付くのですね。

塩分の加減も長年の経験の目分量(笑

いつも通りの美味しい味です。ありがたくいただきました。
いつもありがとうございます!

次回は9/12(木)更新予定です。
お楽しみに。

 

 

ALTANA CONCEPT

ALTANA(アルタナ)の名前の由来は、「或る棚」。


一日の、もっと言えば一生の大半を過ごす家の中。
家での時間は、より快適で満足度の高い暮らしであることが
私たちの永遠のテーマであり、願いです。


私たちの住まいや暮らしに欠かさず存在する「棚」は、家の
内装構成物であり、様々な生活用品を収納する機能を持ちます。
と同時に、住まう人の個性やアイデンティティーを
感じさせてくれる存在でもあります。


誰しも、人の家の本棚や飾り棚を見て、持ち主の趣味趣向の一端を
垣間見る体験をしたことがあるのではないでしょうか。


そういった意味で、「棚」はごく身近な自己表現の場と言えます。

今の自分の価値観にプラスして、より豊かな暮らし方の
ヒントをつかむことができたら。


様々なケーススタディーを自分に置き換えてリアルに感じさせてくれる
スペース、ALTANA(アルタナ)が誕生しました。


ALTANA(アルタナ)の名前の由来は、「或る棚」。


杓子定規の特定の棚ではなく、家の中に誰しもが持つ
「或るひとつの棚」を指し、同時に様々な可能性を
持つオルタナティブな空間であることも意味します。

このスペースに無数に存在する「棚」を活用し、カタチを変えながら様々な
ケーススタディーでライフスタイルの提案を展開していきます。

カフェ・ランチ・本・音楽・ギャラリー・ワークショップ・家具・インテリア・建築・
各種イベントを通し、一人で、または友人や家族と長く過ごせば
過ごすほど五感が磨かれていくことでしょう。

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