こんにちは、アフロモシアです。
すっかり初夏ですね。
お出かけには心地よい季節です。
久しぶりに美術館に行ってきましたよ。
今回は静岡市にある静岡県立美術館で開催中の「テオ・ヤンセン展」です。
テオ・ヤンセンはオランダのアーティストで、物理学を学んでいたのですが、途中からアーティストに転向された作家さんです。
私はよく思うのですが、研究者とアーティストって同じ人種だと思うのですよね。
飽くなき好奇心と探究心!
彼が作る作品は「ストランドビースト(Strandbeest)」と言って風の力を利用して、砂浜を歩く生物のような作品です。
材料はホームセンターで手に入るような、プラスチックのパイプや結束バントやペットボトルを使っています。
会期中は毎日ストランドビーストが動く様子が実際に見られる「リ・アニメーション」を実施しています。
入館してすぐに始まったので、まずリ・アニメーションを見ました。
見やすそうなところに陣取って、食い入るように見てしまいました。
こういう時ついつい子供に戻ってしまいます。
実際は風を受けて動くのですが、館内で風がないので、胃袋と呼ばれるペットボトルに空気を溜めて動いてくれました。
一生懸命歩く姿が愛おしくて、連れて帰りたくなりました。
ただ歩くだけでなく、水を感知するセンサーがついていて、水を感知すると方向転換するのです。
泳げないので海に入らないようにするためだそうです。
いろんなタイプのビーストたちと、それらが動く映像が流れていて、完全に魅了されてしまいました。
静岡県立美術館は建物やそこにつながるプロムナードも素敵で、大好きな美術館のひとつです。
館内のちょっとしたところが美しくて、ゆったりとした空気が流れています。
久しぶりにいい時間を過ごせました。
次回は5/30(木)更新予定です。
お楽しみに!