ALTANA アルタナ 或る棚 ®︎

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【樹木のヒトリゴト】マティスとホックニー

約3分

こんにちは。ブビンガです。
先月のことですが、久しぶりに東京で美術館めぐりをしてきました。(…と言っても2館ですが)


猛暑の東京…外を歩くのに覚悟が要りましたが日傘を握りしめて向かいました。

美術館の中はしっかりと空調管理されているので、実は夏の美術館鑑賞はおすすめです!作品をじっくり見ると長居することになるので、快適に過ごせます。


今回のお目当てはアンリ・マティス展とデイヴィッド・ホックニー展。


午前中に東京都美術館のマティス展へ。


この写真だと人がまばらですが、マティスは一般認知度が高いので、大変な混雑が予想されましたので、迷わず事前入場予約をしてQRチケットを購入済みです。


はい。
中に入るとしっかりと長蛇の列ができておりました…笑


事前予約のおかげで入場はスムーズですが、やはり人が多いと人の頭越しに作品を見ることになってしまうのは仕方がないですね~






フランス、パリのポンピドゥーセンター(国立近代美術館)のコレクションからほとんどのマティス作品が来日している本展。有名どころの作品が多く出展されており、とても見ごたえがありました。


マティスの作風の変遷を見ることができ、多くの人が良く知るマティスといえば…の作風になるまでかなり迷走したことがよくわかり、興味深い展示となっています。


(※作品の写真は撮影許可のあるフロアで撮影したものです。多くの作品は写真撮影不可)


お昼ごはんは清澄白河に移動し、美味しいタイ料理を堪能。
ランチもぬかりなく!真夏の本格トムヤンクンヌードルでさらに発汗作用が促されまして、、、身体に良いことは間違いなさそうです。



 


腹ごしらえの後は2つ目の目的地、東京都現代美術館のデイヴィッド・ホックニー展へ。


デイヴィッド・ホックニーは1937年イングランド北部のブラッドフォード生まれの現代作家で85歳の現在も現役のアーティストです。27歳の時にロサンゼルスに移住し、アメリカ西海岸の陽光あふれる情景を描いた絵画で一躍脚光を浴びました。


本展は日本では27年ぶりとなる待望の大型個展です。


ホックニーは60年以上にわたり、絵画、ドローイング、版画、写真、舞台芸術といった分野で多彩な作品を発表し続けてきました。



特に魅了されたのは、これまでのイギリス各地とロサンゼルスで制作された多数の代表作に加えて、近年のiPadで描かれた作品の数々です。


写真撮影不可でしたが、大きな液晶画面に加筆されていく様子が映し出される作品はiPad作品ならではの表現方法で、ずっと見ていられました。



 



近年の風景画の傑作〈春の到来〉シリーズやCOVID-19によるロックダウン中にiPadで描かれた全長90メートルにもおよぶ新作まで120点余の作品によって、ホックニーの世界を存分に体感できました。


90メートル一続きの作品は歩きながら鑑賞することができます。圧巻の迫力。







(※作品の写真は撮影許可のあるフロアで撮影したものです。多くの作品は写真撮影不可)


 


2館どちらも企画展特設ミュージアムショップが充実! 
オリジナルグッズが豊富にそろっており、見るだけでも楽しめます。



私は展覧会図録とマグネットをしっかりとゲット。
上3点がマティス、下3点がホックニーです。

我が家の冷蔵庫がにぎやかになりました☺


次回は8/24(木)更新です。
お楽しみに!


 


 


 


 


 

ALTANA CONCEPT

ALTANA(アルタナ)の名前の由来は、「或る棚」。


一日の、もっと言えば一生の大半を過ごす家の中。
家での時間は、より快適で満足度の高い暮らしであることが
私たちの永遠のテーマであり、願いです。


私たちの住まいや暮らしに欠かさず存在する「棚」は、家の
内装構成物であり、様々な生活用品を収納する機能を持ちます。
と同時に、住まう人の個性やアイデンティティーを
感じさせてくれる存在でもあります。


誰しも、人の家の本棚や飾り棚を見て、持ち主の趣味趣向の一端を
垣間見る体験をしたことがあるのではないでしょうか。


そういった意味で、「棚」はごく身近な自己表現の場と言えます。

今の自分の価値観にプラスして、より豊かな暮らし方の
ヒントをつかむことができたら。


様々なケーススタディーを自分に置き換えてリアルに感じさせてくれる
スペース、ALTANA(アルタナ)が誕生しました。


ALTANA(アルタナ)の名前の由来は、「或る棚」。


杓子定規の特定の棚ではなく、家の中に誰しもが持つ
「或るひとつの棚」を指し、同時に様々な可能性を
持つオルタナティブな空間であることも意味します。

このスペースに無数に存在する「棚」を活用し、カタチを変えながら様々な
ケーススタディーでライフスタイルの提案を展開していきます。

カフェ・ランチ・本・音楽・ギャラリー・ワークショップ・家具・インテリア・建築・
各種イベントを通し、一人で、または友人や家族と長く過ごせば
過ごすほど五感が磨かれていくことでしょう。

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