こんにちは。ブビンガです。
先日のお盆に伊豆の祖父母の家にお墓参りに行ってきました。
祖母は子どもや孫が来るとお赤飯を作ってくれます。
うちの祖母お手製のお赤飯は小豆(あずき)ではなく、「ささげ」のお赤飯です。
小豆は煮ると崩れやすく割れやすいのですが、ささげは煮ても割れにくく、触感もしっかりしているのでよく使われるのだそう。
実は数年前まで、知りませんでした!
何も知らず、小豆だとばかり思っていましたが、ささげだったのです。
ささげは、ササゲ属の一年草の豆で、漢字表記は「大角豆」。
ささげという呼び名の由来は諸説ありますが、さやが上向きに湾曲して実る様子が、捧げものをする手つきに似ているとして、「捧げる」が変化した言葉だとする説もあるそうです。
見た目はいんげんに似たひょろ長い形状のさやが特徴です。
祖母はさやごと天日で乾燥させ、豆をさやから取り出して、もち米とあわせて仕込みます。
豆を下ゆでした煮汁にもち米を約一晩浸漬させることにより、お米にほんのり豆の赤い色が付くのですね。
塩分の加減も長年の経験の目分量(笑
いつも通りの美味しい味です。ありがたくいただきました。
いつもありがとうございます!
次回は9/12(木)更新予定です。
お楽しみに。