こんにちは☺
インテリアショップHANARE ALTANA担当の山田です。
皆さん、このところのおうち時間、何をして過ごされていますか?
読書、断捨離、手芸やDIY、家族との時間を大切にする…など、
人それぞれに有意義に時間を費やしているのではないでしょうか。
今までゆっくりと時間をとることができなかったからこそ、この降って湧いたエアポケット的時間に
試してみたかったことってないですか?(ポジティブシンキング♪)
無垢材の家具を愛でる
この時期、私がおすすめするのは、無垢材のメンテナンスです!
インテリアショップHANARE ALTANAでは、オリジナル無垢一枚板ブランドMUKU ten.(ムクテン)や、
家具メーカーの家具も主に無垢材を使った家具を扱っています。
写真;【納品事例】MUKU ten.ブラックウォールナット一枚板ダイニングテーブル
写真;家具メーカーMASTERWALのウォールナット無垢材を使用した「PEGサイドテーブル」
写真;家具メーカーMARUNI COLLECTIONのオーク無垢材を使用したHIROSHIMAアームチェア
無垢材とは、合板や突板(つきいた)、集成材と違って、丸太からそのまま使う形状に切り出した木材です。
無垢材に比べて安価な突板(つきいた)と呼ばれる家具は、表面に薄く削いだ天然木を合板に張り付けているため、
傷が付くと、下地が出てきてしまったり、シート状の張りものが剥がれてきてしまうことがあります。
その点、無垢材は丸々本物の木なので、表面に傷や染みが付いてしまっても
研磨して、オイルを塗りこめば、綺麗に修復可能なのです!
こういった、メンテナンスを繰り返すことで、ほど良い艶が出て、味わいを増し、愛着も湧いてきます。
無垢材の大きな魅力は、天然木の雰囲気や手触りのあたたかみを感じられることや、経年変化を愉しめることにもあります!
おすすめの自然塗料
HANARE ALTANAでは、無垢材のお手入れに最適な「未晒し蜜ロウワックス」を販売しています。
未晒し蜜ロウワックスは、木材に塗布する自然塗料。
木の持つ特性をそのまま活かすワックスです!
化学塗料ではない為、人体や環境に優しく、素人でも簡単に塗布できるのが特徴です。
塗装実演!ポイントは?
以前、スタッフでMUKU ten.クラロウォールナット一枚板の天板を無塗装から塗装してみたので、その時の様子をご紹介♪
写真;MUKU ten.クラロウォールナット一枚板天板、無塗装の状態
写真;蜜ロウワックスを塗布している様子。木綿布や新しいキッチンスポンジを使って塗布しています。簡単です!
写真;塗装後の様子。ほど良く艶が出た濡れ色に。
塗り方のポイントは、クリーム状(ピーナッツクリームのような質感です)のワックス少量を薄く広い範囲に伸ばして塗ること!
最終仕上げに表面上の浸透していないワックスを乾いた布で綺麗に拭き取ります。
付け過ぎ、塗り過ぎは厳禁!
仕上がりがベタついてしまいます。
私たちは無塗装から塗りましたが、メンテナンスの場合は、購入してからどのくらい経ったら塗れば良いのか?
メンテナンスの時期が気になりますよね?
無垢材家具のオイル塗装仕上げ(ウレタンなどの塗膜性の塗装以外)は、浸透性の塗装なので、
時間が経つと、揮発して表面が乾燥し白っぽくカサカサした質感になってきます。
購入後、1年位を目安に全体的に塗布するのがおすすめです。
その際、特にテーブル天板は小傷や水分の染みが付いている時は市販のサンドペーパーを使って、
研磨してから、ワックスを塗布してみてください。
※蜜ロウワックスは、化学塗装(ウレタン塗装)の上からは塗装できません。無塗装、オイル塗装仕上げの家具やフローリングにお使いください。
サンドペーパーは粗いものから、徐々に細かいものに変えて段階を踏んでかけると、綺麗にツルツルに磨けます。
部分的な補修の場合は、一点だけ集中して補修すると、その部分だけが目立ってしまいがちなので、
周りと馴染ませるようにサンドペーパーを少し広範囲にかけて当てると良いと思います。
息を吹き返した無垢材家具は、新品のようで気持ちが良いものです!
無垢材の家具はきちんとお手入れをすることで、一生使い続けることができます。
後回しにしがちなメンテナンスですが、無垢材の家具やフローリングをお使いの方は、
時間に余裕のあるこの機会にぜひ、試してみてはいかがでしょうか!
HANARE ALTANA
山田 祐子