ALTANA アルタナ 或る棚 ®︎

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【樹木のヒトリゴト】アーツ・アンド・クラフツ とデザイン展に行ってきました。

こんにちは!アフロモシアです。
先月、愛知県陶磁美術館で開催されていた「アーツ・アンド・クラフツとデザイン展」に行ってきました。

アーツ・アンド・クラフツは19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動です。

産業革命後の工業化の波によって、大量生産で粗悪な製品が出回るようになり、それを嘆いたウィリアム・モリスらは手仕事を通して「すべての人々の生活に美しいデザイン」を提供しようとしました。

しかし、美しく丁寧な手仕事をするほど高額になり、「すべての人々の生活」に提供できるものではなくなってしまいました。その後、アメリカの建築家フランク・ロイドライトが機械生産を受容し、運動の新たな方向を提起しました。

この運動には色々と矛盾があったかも知れませんが、素晴らしいと思ったのは、職人さんとその家族の生活の向上も考えていたことです。

どんなに素晴らしい思想があったとしても、実際に作る職人さんたちが困窮した状態ではいいものはできません。

展示作品は本当に細部までこだわった美しいものばかりで、図柄やデザインは時代を超えて受け入れられるものだと思いました。

機械化どころかデジタル化している現代に、また違った形で「アーツ・アンド・クラフツ」運動が起こったら面白いな、その出来事に自分も立ち合えたらいいなと想像してニヤニヤしてしまいます。

残念ながらこの展覧会は終了していますが、展示会場の「愛知県陶磁美術館」はその名の通り陶磁器の美術館です。

日本の縄文土器から現代の陶芸作品までと世界中の陶磁器が展示されています。焼き物好きにはたまらない美術館です。

ぜひ遊びに行ってみてくださいね!


(入り口で狛犬たちがお出迎えしてくれました!)

次回は4/27(木)更新です。
お楽しみに!

ALTANA CONCEPT

ALTANA(アルタナ)の名前の由来は、「或る棚」。


一日の、もっと言えば一生の大半を過ごす家の中。
家での時間は、より快適で満足度の高い暮らしであることが
私たちの永遠のテーマであり、願いです。


私たちの住まいや暮らしに欠かさず存在する「棚」は、家の
内装構成物であり、様々な生活用品を収納する機能を持ちます。
と同時に、住まう人の個性やアイデンティティーを
感じさせてくれる存在でもあります。


誰しも、人の家の本棚や飾り棚を見て、持ち主の趣味趣向の一端を
垣間見る体験をしたことがあるのではないでしょうか。


そういった意味で、「棚」はごく身近な自己表現の場と言えます。

今の自分の価値観にプラスして、より豊かな暮らし方の
ヒントをつかむことができたら。


様々なケーススタディーを自分に置き換えてリアルに感じさせてくれる
スペース、ALTANA(アルタナ)が誕生しました。


ALTANA(アルタナ)の名前の由来は、「或る棚」。


杓子定規の特定の棚ではなく、家の中に誰しもが持つ
「或るひとつの棚」を指し、同時に様々な可能性を
持つオルタナティブな空間であることも意味します。

このスペースに無数に存在する「棚」を活用し、カタチを変えながら様々な
ケーススタディーでライフスタイルの提案を展開していきます。

カフェ・ランチ・本・音楽・ギャラリー・ワークショップ・家具・インテリア・建築・
各種イベントを通し、一人で、または友人や家族と長く過ごせば
過ごすほど五感が磨かれていくことでしょう。

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