「ALTANA Café」SINCE 2015
「HANARE ALTANA」SINCE 2017
「Besso ALTANA」SINCE 2019
この3つのアルタナからおくる、「アルタナコラム」始めます!
(since…自分の文章で初めて使いました(笑))
それぞれのアルタナ担当者が自分の興味関心事をつらつらと、
徒然(つれづれ)と綴(つづ)らせていただくこのコラム。
よろしければ、お暇つぶしにご覧ください。
自己紹介
インテリアショップ「HANARE ALTANA」担当の山田です。

私事で恐縮ですが、最近インテリアコーディネーターの資格を取得しました。
ショップ担当者としては遅ればせながら…といった感じですが。
長く他業種・職種の仕事をしておりましたが、ひょんなことから建設会社に転職し、インテリアショップの立ち上げに関わることになりました。
よくよく考えると元々は一番最初の就職先はインテリアの会社でした。
そんなこんなで、昔からインテリアに奇妙な縁を感じる私ですが、そもそも学生時代から好きだったみたいです。←(自分のことなのに、他人事みたい)
趣味の合う友人とよくインテリアショップ巡りをしたものです。
そんな自分なので、必然的にインテリア関連の内容が多くなると思いますが、アートや文学にも興味があります。
まったく関係ないことも書くかもしれません!
なるべく長く続くよう、ゆるく、楽しく綴っていけたらと思います。
よろしくお願いいたします!
昭和のインテリアスタイル
いきなりですが、ファッションも音楽もオールディーズが好きです。
OLDIES(オールディーズ)とは、元々1950年代から60年代にヒットした英語圏のポピュラー音楽のことですが、
ここでは広義に捉え、考えていきます。
「OLDIES BUT GODDIES」は「古いけど良いもの」。
ご多分に漏れず、インテリアも。
それも少し前の昭和レトロは、大好物。
流行は、まわってくるとはよく申しますが、流行というより、普遍的(不変的)なものに心惹かれます。
そして、「少し前」というのがポイント!
懐かしみもありながら、リアルタイムではないので新鮮みを感じさせてくれます。

写真は、私物の『SHOWA INTERIOR STYLE』
当方、昭和生まれですが、生まれるよりもっと前の昭和30年代あたりが熱いです。
チャールズ・イームズのシェルチェアやエーロ・サーリネンのチューリップチェアなどに代表される、
海外のミッドセンチュリーモダンの家具は、昭和レトロとの相性も良いですね。
1990年代、日本でもブームとなりました。
和モダンというスタイルが確立しているほどに、「和×ミッドセンチュリー」、「和×北欧」は合います!
その話はまたの機会に。
書籍『SHOWA INTERIOR STYLE』には、現代の昭和スタイル好き16例のインテリアが掲載されています。
著名なクリエイター、インテリアデザイナー、アパレルデザイナーたちの素敵なご自宅が満載。
ただ古いものを置くだけではなく、現代的なアレンジがそこかしこに加えられ、それぞれのオリジナリティを感じさせてくれます。
「文学×大映映画」に見る昭和30年代への憧れ
2年くらい前に見た「最高殊勲夫人」は、1959年制作の大映映画。
直木賞受賞作家、源氏鶏太原作小説の映画化です。監督は増村保造。

完全にジャケ買いだったのですが、大当たりでした。
この映画、どこをとってもすべてお洒落なんですが、まず、オープニングのグラフィックが
ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」のオープニングを彷彿とさせます。
(制作年が同じなのでどっちが先とも良い切れないそう)
当時の製作陣が最先端のデザインの影響を受けていてもおかしくはありませんね。
物語の舞台は丸の内。
3姉妹が3人とも次々と社長秘書となり、それぞれ社長3兄弟と結婚するのですが、
3番目同士は既定路線を必死で避けようと右往左往するも、次第と惹かれあい…というストーリー。
ベタなところもありながら、当時の世相もうかがいしれ、軽妙洒脱な掛け合いと展開が新鮮でとっても興味深かったです。
あと、主役のひとり、若尾文子が可愛い過ぎます。
後年、探検隊で名を馳せた俳優、川口浩も若い姿を初めて見ました。
大映映画で活躍した船越英二も登場します。大げさな喜劇センスが最高。

ところどころ、ハッとさせるインテリア、ファッション、色使いなどなど、見どころ満載の作品です。
未鑑賞の方、おすすめです!
面白かったので、勢いで若尾文子つながりの他の作品も何本か見ました。

こちらは三島由紀夫原作の『お嬢さん』の映画化。
ジャケットの若尾さんが持っている本にご注目!
『冬の家庭料理』本が上下さかさまに!可愛過ぎます。
理由は…物語の一場面となっていますので、こちらもぜひご覧になってみてください。

温故知新
昔のことはよく見えて、今がダメということではなく、先人が残した良いものをたくさん「見知って」、
新しいものを生み出すことに活かすということ。
これは、どんなことにも置き換えられます。
これからも、宝探しのように古いものも新しいものもアンテナをめぐらせて吸収していけたら、と思います。
そして、インテリアショップHANARE ALTANAでは、
「Primitive Modern Furniture(プリミティブ・モダン・ファニチャー)」として、
昔ながらの無垢一枚板を現代的なデザインに落とし込んだ
オリジナル家具ブランド「MUKU ten.(ムクテン)」を展開しています。
流行り廃りに流されない、普遍的で永く使える家具は本当にオススメです。
ぜひ、一度ご来店ください。
HANARE ALTANA
山田 祐子