こんにちは☺
インテリアショップHANARE ALTANAの山田です。
本日は梅雨の合間の貴重な晴天。
この時期にしては珍しいほどの心地良い風が爽やかで、洗濯物日和な一日ですね。
まだもうしばらく梅雨は続きそうですが、ハナレアルタナでは気持ちは夏に向けたアイテムを入荷しています。
今回着目するのは、籠(かご)!
持ち手が付いたものはバッグとしての用途はもちろん、インテリアのアクセントになる収納道具としても活躍してくれます。
自然素材でできていて、軽く、通気性が良く、見た目の印象も良く、様々な使い方ができる♪
夏だけとは言わず、年間通して使える素敵な籠(かご)についてのお話です。
レジ袋が有料に。利便性を越えた、風情を感じる素材に注目!
7月から多くの店舗でビニール製のレジ袋が有料となります。
お買い物袋としては布製のエコバッグが浸透していますが、籠(かご)も選択肢の一つとしていかがでしょうか?
松野屋|リンダバスケット横長小(マダガスカル製) 4,400円+税
エコバッグのような使わない時に小さく畳めるような便利さはありませんが、軽く通気性が良いので重宝しそうです。
何より、風情がありますよね!
レジ袋が普及する前には、皆、買い物籠を手に提げていたようですし、環境問題を考えると、
何度も使える素材を大切にするという、根源的な考え方に時代が戻ってきているような気もします。
最近では、ストローの素材もプラスチック製のものから、自然に分解できて環境や生物に優しい、紙製や木製或いは、何度も使える金属製のものが注目されていますね。
中川政七商店|紙のストロー(30本入り)600円+税
ちょっとしたお出かけに。鉢カバー兼ハンガーとしても!
小さめサイズの籠バッグは夏になると気になるアイテム。
こちらは持ち手に革が巻いてあるので、手が痛くなりにくく、品が良い感じ。
経年変化で味も出てきそうですね!
松野屋|ストロー革手横長カゴS(モロッコ製) 3,500円+税
上の写真の籠バッグのインナーに入れている黄色のバッグは布製ですが、裂き編みという技法で編まれたバッグ。
コロンとした丸い形が可愛いです!お財布とスマホ、ハンカチだけ入れてちょっとそこまで。
写真出典;松野屋HP/松野屋|ネパールさき編みバッグ(ネパール製) 3,800円+税
夏らしい装いにぴったりのこんな籠素材のポシェットはいかがでしょうか?
松野屋|サイザルパラコードポシェット6インチ(ケニア製) 2,800円+税
こちらは生成・ベージュ・黒の3色展開。
紐はパラコードと言って、パラシュートに使われる丈夫なコードを使用しています。
高い所から吊って、プラスチック鉢の鉢カバー兼ハンガーとしてグリーン鉢を入れても可愛いです!
カラフルなパラコードがアクセントとなり、遊び心もありますね♪
インテリアとして取り入れたい収納籠
上でもご紹介した、リンダバスケットを当店でスリッパの収納(展示)として使っている例です。
口が大きいので、モノの出し入れがしやすく、底が平らで安定しているので、よく使うものの収納にぴたっり!
他にも、お部屋の中で使わない時にささっとしまえる、ごちゃごちゃとしがちな子供のおもちゃや、作業道具の一時保管場所としても最適です。
上から布をかけてしまえば、急な来客時にも安心でお部屋の片隅に置いていてもおしゃれに見えます。
こちらも上で紹介している籠バッグですが、読みかけのインテリア誌などを無造作に入れても様になります。
こちらは横長サイズの籠ですが、奥行きの狭い棚などに置いて持ち運び可能な収納として使い易そうです。
松野屋|ストロードーム手横長カゴL 3,700円+税
写真出典;松野屋HP
こちらは持ち手無しの置き籠(かご)というか笊(ざる)。
ジンバブエのトンガ人が作っている籠です。
一つ一つ、模様や縁の高さや形が少しずつ異なる一点モノ。手仕事の魅力が詰まっています!
松野屋|トンガビンガボウル φ25cm 3,200円+税/φ30cm 3,800円+税
φ25cmサイズに teteriaの紅茶パッケージを入れてみました!
食卓やカウンターの上にパッケージに入ったお茶やお菓子、果物や野菜などを入れて置くと絵になります。
籠のある生活
今回ご紹介した籠(かご)は、海外製のものばかりでしたが、元々日本でも市井の人々が古くから籠を編み、使ってきた歴史があります。
5年ほど前にクラフトのまちとしても名高い、長野県松本市に旅行で訪れた際、立ち寄った籠屋さんには主に松本で採れる竹を素材として
編まれた籠(かご)や笊(ざる)を取り扱っていました。
懐かしさも感じるのですが、やはり便利な素材を使った大量生産世代の私たちには新鮮な感覚。
しかし、私たち日本人のDNAに摺りこまれているせいなのか、不思議と心の奥の方から親しみと魅力を感じてしまいます。
そして、環境問題が叫ばれる昨今、手はかかるかもしれないけれど、環境にも生物にも優しい自然素材をメンテナンスしながら大切に使っていくことは、
国内外問わず、昔ながらの手仕事に学ばされることが多いのではないでしょうか。
写真;上原善平商店 長野県松本市
店構えも素敵でした~
また、いつか再訪したいです。
インテリアショップHANARE ALTANA
山田 祐子