ALTANA アルタナ 或る棚 ®︎

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随筆家・白洲正子―『KURASHI』創刊号より

ハナレアルタナで販売中のライフスタイルマガジン『KURASHI』創刊号で紹介されている「賢人に学ぶ女の生き方」。



お手本にしたい3人目は、随筆家・白洲正子。


白洲正子と言えば、骨董や古美術の目利きとして知られた存在です。


本物を見極める審美眼と教養を持つ女性像を思い浮かべます。



同じ誌面で連載が始まった、漫画家でコラムニストの辛酸なめ子のコラム「白洲なめ子を目指して」では、


憧れの対象として、正子になりきり、骨董の目利きに挑戦しています。


古美術店で「正子になったつもり」で器の裏側を見て高台をチェックする様子などは、シニカルですが…面白いです!


白洲なめこ2切抜き

1901年、樺山伯爵家の次女として生まれた正子は、深窓の令嬢には納まらず、

4歳にして自らの意志で能を習い始め、14歳で女人禁制だった能舞台に女性として初めて立ったといいます。


女の生き方12白洲正子

「韋駄天お正」のあだ名の通り、こうと決めたら、即行動の人。


未知の世界へ飛び込む時には一流の文化人に食らいついて、必至に知識と教養を身に付けていったそうです。


社会的地位を持つ家柄や夫・白洲次郎の経済力に守られながらも、その立場に甘んじず、生涯を通じて、


貪欲なチャレンジ精神を貫きました。


女の生き方7白洲正子

『花日記』は、そんな白洲正子の教養とセンスが詰まった「いけ花」の写真集。



形式に則った華道とは一線を画す、自身のコレクションの骨董の器に自邸の庭に咲く野の花を、思うがままに「いけて」います。



「花をいけるというのは、実にいい言葉だと思う。花は野にあっても生きているのに違いはないが、


人間が摘んで、器に入れ、部屋に飾った時、花は本当の生命を得る。


自然の花は、いってみればモデルか素材にすぎず、いけてはじめて「花に成る」のである。―『花をいける』より」



気取らず、さりげなく、花を取り入れる暮らしを愉しむヒントを教えてくれる一冊。



本書は、ALTANA Caféにございます。


ぜひ、お手に取りください。


響木図書館でレンタルも可能!スタッフまでお気軽にお声かけください。



本社・企画広報


山田 祐子

ALTANA CONCEPT

ALTANA(アルタナ)の名前の由来は、「或る棚」。


一日の、もっと言えば一生の大半を過ごす家の中。
家での時間は、より快適で満足度の高い暮らしであることが
私たちの永遠のテーマであり、願いです。


私たちの住まいや暮らしに欠かさず存在する「棚」は、家の
内装構成物であり、様々な生活用品を収納する機能を持ちます。
と同時に、住まう人の個性やアイデンティティーを
感じさせてくれる存在でもあります。


誰しも、人の家の本棚や飾り棚を見て、持ち主の趣味趣向の一端を
垣間見る体験をしたことがあるのではないでしょうか。


そういった意味で、「棚」はごく身近な自己表現の場と言えます。

今の自分の価値観にプラスして、より豊かな暮らし方の
ヒントをつかむことができたら。


様々なケーススタディーを自分に置き換えてリアルに感じさせてくれる
スペース、ALTANA(アルタナ)が誕生しました。


ALTANA(アルタナ)の名前の由来は、「或る棚」。


杓子定規の特定の棚ではなく、家の中に誰しもが持つ
「或るひとつの棚」を指し、同時に様々な可能性を
持つオルタナティブな空間であることも意味します。

このスペースに無数に存在する「棚」を活用し、カタチを変えながら様々な
ケーススタディーでライフスタイルの提案を展開していきます。

カフェ・ランチ・本・音楽・ギャラリー・ワークショップ・家具・インテリア・建築・
各種イベントを通し、一人で、または友人や家族と長く過ごせば
過ごすほど五感が磨かれていくことでしょう。

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